洗面リフォームノウハウ

洗面リフォームノウハウ

洗面所を快適に使うには、その空間に適したサイズの洗面台を選ぶことが重要です。
また、洗面台をおしゃれにリフォームする際は、ボウルの形やデザインにこだわったほうが良いでしょう。
全体のテイストに合わせて、白や無難な色を選ぶのは基本ですが、あえて洗面ボウルの個性を重視し、素材やデザインにこだわるという選択肢もあります。

1:風呂・浴室リフォームの費用相場

浴室リフォームにかけた金額帯は、「10万円以下」「10万円~20万円」「20万円~30万円」「30万円以上」とに分けることができます。

コンパクトなユニットタイプ

コンパクトサイズのユニットタイプは、間口が500mmと600mmになります。コンパクトにまとまり、収納部分と使い勝手にこだわりを見せているのが特徴です。扉の色は種類が豊富で、希望通りのカラーを選べます。費用の相場は10万円前後です。

収納に余裕があるミドルタイプ

ミドルタイプは、間口が750mmと900mmになります。750mmの間口は主流のサイズのため、各メーカーとも商品の品揃えは豊富です。また、900mmは空間にゆとりがあるため、デザインや収納スペースにもこだわることができるでしょう。費用の相場は、12~18万円前後です。

ゆったりとしたハイグレードタイプ

ハイグレードタイプは、間口の幅が1000mmから1200mmとなります。ゆったりとしているため、洗面ボウルを2つにしたり、洗面ボウルは1つにして脇に作業スペースを確保したりと、さまざまなアレンジが可能です。費用の相場は25万円前後ですが、天板や洗面ボウルの素材、デザインによっても大きく変化します。

2:洗面台・洗面所リフォームのポイント

洗面台の間口(横幅)

まず測るべき箇所は、「洗面台の間口(まぐち)」ですが、これは横幅のことを表します。もし、現在の洗面台の左右に隙間があれば、現在よりも広い間口の洗面台を置くという選択肢があります。それによって、洗面ボウルが大きくなったり、収納場所が増えたりするメリットがあります。

一方で、間口が広く、奥行きも深い洗面台もありますので、それによって洗面室が窮屈になってしまう可能性もありますのでご注意ください。

洗面台の奥行

次に寸法を測るべき箇所は、洗面台の「奥行」です。洗面台の奥行きは深い方が作業しやすく、水はねしにくい傾向にありますが、その分、洗面所の空間自体が狭く感じられてしまいます。

そのため、洗面所のスペースが狭く感じる場合には、既存の洗面台よりも小さいものを選ぶと良いしょう。最近のものは、間口が小さくても洗面ボウルが深いタイプもあるので、ショールームで実物を見てから判断するのがおすすめです。

3:洗面台の種類

置き型

洗面台の天板の上に、洗面ボウルを置くタイプです。先ほどご紹介した陶器製やガラス製のボウルは、この「置き型」に属します。

埋め込み型

洗面台に洗面ボウルを、そのまま埋め込んでいるタイプです。見た目がすっきりしていてシンプルなので、カウンターを広く使いたい方におすすめといえるでしょう。また、掃除がしやすいのも大きな特徴です。

壁付型

壁に直接、洗面ボウルを取り付けるタイプです。小型のサイズが一般的であり、トイレや狭い洗面所など、スペースが限られた場所にも設置することができます。